【現地レポート】世界遺産・富岡製糸場で、セイコーがプレザージュ「富岡シルク推進機構」限定コラボモデルを発表!
今回の特別なコラボレーションに、セイコーはなぜプレザージュを選んだのか。セイコー プレザージュは、日本の伝統工芸や美意識を文字盤に宿し、実用性と審美性を両立させてきたコレクションである。海外での評価も高く、日本の養蚕産業の至宝を表現するキャンバスとして、これ以上ふさわしいモデルはないだろう。
富岡シルクの中でも最高峰とされる「ぐんま細(ほそ)」という蚕の品種は、他品種に比べて体が小さく繭も小さい。そのため繭糸は2.2デニールと極めて細く、製糸された製品は特有のしなやかさと上品な光沢を放つ。
富岡シルク推進機構と商品化に取り組んでからこの日(受納式)を迎えるまで約2年半。本作も寄付受納式に合わせてプレスリリースされた。セイコーにはこれまでにも多彩な文字盤のパターンが存在するが、本作では「ぐんま細(ほそ)」のしなやかで流れるような光沢感、光に当たると表情を変えるその様子を表現するため、今回新たなパターンの開発に着手。富岡シルク推進機構との綿密な連携があったとはいえ、わずか数回の試作で繊細な質感を完成させた技術力と表現力には驚かされる。
実は同じ型打ちパターンを使用したレギュラーモデルもあるが、この限定モデルにのみパール調の塗装を施し、しなやかな「ぐんま細(ほそ)」の再現に一役買っている。開発者いわく、文字盤が引き立つように、あえてカレンダーや24時間計を搭載しないCal.6R51を採用したとのこと。
さらに、ケースをピンクゴールドに、ストラップをダークブラウンに改めることで、富岡製糸場のレンガ造りをイメージしたパッケージングを強調した。
また、今回プレザージュとしては初めてラインナップされる直径38mmサイズにも注目したい。実際に手首に載せてみると、ケースが縮小されたことで収まりが良く、12時位置と6時位置にあったロゴのバランスも向上している。これまで同コレクションは主に直径41mmと直径36mmの展開だったが、絶妙なバランスを突く直径38mmという新たな選択肢が加わったことは、多くのセイコーファンにとって朗報となるはずだ。
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