2003年にハイビートムーブメント「エルプリメロ」の心臓部(調整機構と脱進機)をスケルトン加工で眺められるようにしたクロノマスター オープン。高級腕時計史上初の大胆な試みは、完璧な左右非対称の美しさを実現しており、瞬く間に世界中の
スーパーブランドコピー時計愛好家のハートを鷲掴みにします。2004年のジュネーブ時計グランプリ(GPHG)で、「グランド クロノマスター オープン エル・プリメロ」がメンズウォッチ賞を受賞するなど、20年に及び圧倒的な実力と人気を誇ります。
クロノマスター オープンの最新モデルは、ゼニス自慢のエルプリメロ&クロノグラフを現代的にバージョンアップさせています。1969年発表の「A386」を彷彿させる3色サブダイヤルは、透明のスモールセコンドを追加。サブダイヤルの視認性を確保させるために、3色カウンターにヘサライトクリスタル製エレメントを使用。開口部そのものも改良が加えられており、デザイン性を損なうことなく、グレートーンのムーブメントを眺めることが可能です。
クロノマスター オープンについて
スケルトンのサファイアクリスタル製ケースバックからも見える3万6000振動/時のハイビートを誇る自動巻クロノグラフムーブメント「エルプリメロ3604」。「クロノマスター スポーツ」も同時に発表されていますが、クロノマスター オープンのみに「エルプリメロ3604」が搭載されているのが、特筆事項でしょう。
※クロノマスタースポーツには2021年の新作キャリバー「エルプリメロ3600」を搭載。
伝統の5Hz高振動で動く脱進機、潤滑油を必要としないシリコン製ガンギ車&アンクルの時を刻む姿……所有者は思う存分、見惚れるまで贅沢な時間を堪能することができます。
ケースサイズも直径39.5mm×厚み13.1mmに抑えられて(※従来は42mm)おり、オリジナルモデルより小型でシャープな印象なのも現代的なアレンジでしょう。全体的に後述のクロノマスター スポーツに近いデザインに仕上がっていますが、セラミックベゼルがないのも影響し、高級感のあるシンプルなデザインなのが特徴です。従来の直径42mmケースは生産終了となり新シリーズのクロノマスター オープンに一本化されます。
関連リンク:
https://www.no-ichigo.jp/read/book/book_id/1657164