インダストリアルデザイナー、リチャード・アービブによる初代「ベンチュラ」の挑戦的精神を受け継ぎ、「ベンチュラ エッジ スケルトン」は、暗く、謎めき、過激なまでに未来的な姿で登場した。大胆な造形美と機能が融合し、時の次元を超える新たなビジュアル体験をもたらす。流動し、進化し続けるその造形は、見る者を未知の時間世界へと誘う。スケルトン加工の針にはSLNフィラメントが施され、オープンワークのダイアルと共鳴しながら高い視認性を確保。ダイアル下部には打ち出し加工によるメタルフレームを配置し、石のような質感を演出することで、時計全体に有機的な美と建築的奥行きをもたらしている。
「ベンチュラ エッジ スケルトン」は、今までのベンチュラとはまったく違う未来的デザインだ。時間の流れさえ変えてしまいそうな不思議な存在感で、手元に新しい時間体験をもたらしてくれる。
砕けたフォルムに着想を得た非対称ダイアルは、動きのあるダイナミズムを生み出す。グラデーション加工のミネラルガラスプレートは、光の当たり方によって漆黒からスモーキーな透明へと移ろい、その奥に潜むムーブメントを徐々に浮かび上がらせる。光と影が織りなすコントラストが奥行きを生み、見るたびに新たな表情を発見できる構造である。
「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ ツインタイム」は、「タグ・ホイヤー カレラ エクストリームスポーツ」シリーズ史上初めてGMT機能を搭載したモデルとなる。「タグ・ホイヤーカレラ」において、GMTを象徴するカラーであるティールグリーンで、ラバーストラップからダイアル、センター針、ベゼルをアレンジすることで、モダンでありながらアクティブなエネルギーを宿す外観を実現。特徴的なオープンワークダイアルは、モーターレーシングから着想を得たデザインとなり、3時・6時・9時位置に配された3つのサブダイアルは、ダッシュボードの計器類を想起させる秀逸な仕上がりだ。文字盤の12時位置には「CARRERA」の文字とブランドロゴを配し、そのアイデンティティをさりげなくアピール。6時位置にレイアウトされるオープンワーク仕様の日付けディスクは、ホワイトのスーパールミノバ®が塗布され、夜間における高い視認性も確保している。ケース構造は、あらゆるシーンに対応する汎用性を追求しており、凹型加工を施した側面と滑らかに流れるサイドプロファイルが装着時の快適性と軽快なフィット感を両立。バイカラーの固定式セラミック製ベゼルは、タグ・ホイヤーとして初めて、単一ブロックから2色のセラミックを一体成形するという革新的なプロセスを採用した。グリーンとブラックの継ぎ目なく、シームレスに融合させた技術力には驚くばかりだ。
本機の内部には、タグ・ホイヤーの自社製の自動巻きムーブメント「TH20-02」を搭載。垂直クラッチとコラムホイールを備え、約80時間のロングパワーリザーブと両方向巻き上げ機構を搭載するなど、実用性に優れるムーブメントだ。裏ブタのサファイヤクリスタル越しに同ムーブメントは鑑賞できる点も、所有者の特権と言えるだろう。
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