IWC が 1903年から謳う「Probus Scafusia」(プローブス・スカフージア)、すなわち「シャフハウゼンの優秀な、そして徹底したクラフツマンシップ」という卓越性を追求するモットーは、IWC で働く製造技術者や時計デザイナーにとって、大いなる挑戦を意味するのと同時に、その情熱を表す言葉でもあるのです。
ボックス型のダブルサファイアガラスを採用してケースのデザインを見直し、ひときわエレガントで洗練された印象になりました
時代に左右されず、不変の価値を保つゴールドは、ほかのどの貴金属よりも、贅沢とエレガンスを体現する素材です。IWCのウォッチケースに使用される純金の割合は75%、すなわち18Kに相当します。ゴールドにほかの素材を加えて合金を作ることで、望み通りの色合いがもたらされます。18 ct Armor Gold®は、レッドゴールドの特別な新しいバリエーションです。この素材は非常に高度なプロセスを用いて製造され、その過程で合金の微細構造が変化します。その結果、従来のレッドゴールドより極めて硬く、さらに優れた耐摩耗性を備える素材が完成します。初めて18 ct Armor Gold®を採用したモデルは、「ビッグ・パイロット・ウォッチ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “プティ・プランス”」(Ref. 590303)でした。
ベゼルが細い分、文字盤が広いため、高い視認性を確保しています。ラグは細めでスタイリッシュに仕上がっておりポルトギーゼクロノグラフの特徴でもある大きなケースをより際立たせています。
風防には両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラスが採用されています。光による反射で文字盤が見えづらくなることはなくなり、クリアな視認性を実現しています。サファイアガラスとは人工のサファイアを用いたガラスで、その強度はダイヤに次ぐ硬さです。強度が優れているため傷がつきにくく、高い実用性を誇っています。
文字盤の図柄も入念に設計し直され、洗練さを高めています。特別なハイライトとなるのは、文字盤の複雑な製造工程です。比類ない視覚的な深みの鍵となっているのは、15層の透明ラッカーを塗布し、これを精密に研磨して磨き上げ、ハイグロス仕上げとしたことです。カレンダーを表示するサブダイアルも、真鍮ベースとラッカー層の両方が研磨されています。最後に、個別に手作業でアプライドを文字盤に取り付けます。この文字盤の製造は、合計60もの工程からなり、驚くほど複雑で習得するのが大変です。
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