2018年新作の「キャリバー9S 20周年記念限定モデル」SBGH265を中心にご説明します。
12時位置は最近のロゴ表記(GSロゴ、GrandSeiko表記)ですが、6時位置に「VFA」と記載されています。18KYGモデルのSBGH266には、「SPECIAL」表記がありますね。
「V.F.A.」とは「Very Fine Adjusted」の頭文字をとったセイコー独自の略称で、(1969年当時の規格で)平均日差±2秒以内を保証する超高精度特別モデルを意味します。
ちなみに、「VFA」は45GSに所縁のあるモデル名としても知られています。
1960年代後半に、“時計界のF1”と称されるスイス天文台コンクールで、セイコーウォッチはランキング上位を席巻。ニューシャンテル天文台クロノメーター検定(※1969年~1970年)で合格したムーブメントCal.4580搭載「45GS VFA(Ref.4580-7000、4580-7010)」超高精度モデルも、一般向けに発売されています。
45GS VFA は、独自のケースデザイン(※セイコースタイルではない、VFA 表記もなし)を採用した黒文字盤の4580-7000、入手困難なシルバー文字盤(※VFA 表記あり)4580-7010の2種類が存在します。復刻するならセイコースタイルらしさが残る4580-7010が妥当でしょうか。
グランドセイコーは限定モデルの手数が大変多いため、(弊社でも把握しきれない)“お値打ち品”が、まだ眠っているかもしれません。
弊社姉妹サイトの『ブランド時計販売のクエリ』では、ダブルネーム文字盤のローカル限定モデル&GS復刻限定モデルを多数取り扱っております。一点限り早い者勝ちですので、興味の湧いた方は是非チェックしてみてください。
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